2006年03月27日

水族館でオークションなんて、やるか!?

前項では興奮しまくっとる様に見えるでしょう(^_^;)
旧知の方は「おやおや、この男また吠えとるな」と苦笑モードだろうし、プアマリナ初心者の方は「何こいつ? ○○か?」と失笑モードでしょうね。
ふっふっふ…。両者の度肝を抜いてくれましょう。

Deca-J水族館では、繁殖個体の生体販売オークションを開催する計画があります。


どうでしょう。世間で“銭儲け根性丸出し”と批判され、自然の中で平穏に暮している(らしい)生き物を無理矢理捕まえて見せ物にする水族館。このDeca-J水族館は、生き物を増やすという飼主の愛情(=安易なブリーディング)に反対の立場を採り、しかも飼育者が愛情込めて育てた生き物を自然に帰す行為を(例外を除き)認めません。
尚且つ(環境再生を曲解した)繁殖個体の放流(=放逐)に批判的で、自然界へ帰してやるぐらいなら「他人に売れ」とまで言っているのです。
まさに極悪非道ですな。「自分は良いけど他人はダメ」の典型ですか(^_^;)

儲かりまっせ。やめられまへんな。
ただし、Deca-Jオークション(仮名)に出展するには、必ず「売主誓約書」にサインしてもらう必要があります。またDeca-Jオークション(開催未定)で生体を購入する場合には、必ず「飼主誓約書」にサインしなければなりません。その上、採取個体の販売は一切禁止。
面倒くさいでしょう? それでも売りたい。あるいは買いたいと思う方は“それだけ意識が高い”はずです。賈道は信頼関係が全てですな(^_^;)
意識の高い飼育者から、意識の高い飼育者へ。こういうオークションは是非ともやるべきではないでしょうか。
ちなみに、私は意識が低いので、主催はしても出展はしないと思います(T*T)

で、まだまだ草稿レベルですが、売主・飼主誓約書をこの様に提案してみます。
http://decapod.or.tv/pledge.html

他にもあるかな?
posted by 水族館長 at 17:09| Comment(1) | TrackBack(0) | 気を取り直して | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

生き物変われども…。

飼育者にとっては超悪名高きオークションサイト。yahoo!や楽天も大概非道だけど、ここに比べれば可愛いもの。善良な飼育者にとっては脅威。そして完全にブラックボックス。悪質な密猟者にとっては天国。悪者のプライバシーだけは完全に守られています。
まさに無法地帯。その名はビッダーズ・オークション。
昨年は、オカヤドカリの非道・無法オークション業者が跳梁跋扈し、「ビッダーズでは買うな」というのが善良な飼育者の間では、半ば常識のようになったのですが(「大切に育ててあげなければいけませんよ」とか、かなり笑いも振りまいてくれましたね)、生き物変われども、やり方も表現方法も変わらず。有尾目の世界でもこんなのがいるんですな(-。-;)
http://www.bidders.co.jp/item/64580293

「尚生体の為ノークレーム、ノーリターンでお願い致します」ですか。ビッダーズでよく見るフレーズなんだけど、流行ってるの? それとも悪者だけに通じる暗号? オカヤドカリと同じ業者?
まさかキール水とかゲージとか言い出さんだろうな(^_^;)
とか、揣摩憶測でものを言ってはいけませんでしたな。また「気持ちは解るけどやり方には賛成できません」って怒られてしまう(T*T)
そこら辺の生き物を採って安易にオークションに出す輩なんて、みんな同程度に知能もメンタリティも最低だと事実のみを述べなければいけませんでしたね。
ところで“やり方”って何だ(?_?)

ちなみに、私は生き物を飼うことに一切反対していません。それどころか捕まえることも売ることも買うことも、オークションでさえ反対したことはありません。あまつさえ「違法なものは全て罰せよ!」などという言動をとったこともなく、むしろ場合によっては“違法=法が理不尽なんじゃないか?”という立場でいます。
飼育についても、飼育者が色々と試行して、自分なりの飼育方法を確立していくのが大事だと思っていますから、参考になりそうな情報を無作為に提供することはあっても、「その飼い方ではダメだ」とか「こうやって飼え」とか「死なすな。バカモン」とか言わないんですけどね。
ただし、生き物を飼育するというのは、自分だけが楽しむべきものではないと思っています。
私は、小さいころから色々な生き物を捕まえたり、買ったり、飼育して楽しみました。自分が楽しかったことは、他の人たちや、将来そうなる(かもしれない)子供たちにも楽しんで欲しいじゃないですか。
この“自然の恩恵”による趣味を守りたいじゃないですか。
目先の(ごく個人的かつ短絡的な)利益にとらわれ、サンショウウオの卵嚢を大量に採って「餌としてもどうぞ」などと売るのは、いかがなものか。

多くの飼育者が“自然の恩恵”に感謝し、次世代にも“自然の恩恵”を残そうと配慮し、慎みをもって生き物を飼育しているのです。“自然の恩恵”は貪るものではないのですよ。
貪った者は終わりが良くない等と格言を述べるつもりではありません(個人的には、自然を理解できない様な迂闊なヤツは、マムシに噛まれて懲りろ!と思わなくもないが)。
貴様が貪っているのは絶滅が危惧されている生き物だということが解ってるのかと。しかも、ただでさえ環境省他の“規制のための恰好の参考資料”になってるビッダーズで、貴様が何をやっているのか解ってるのかと。
飼育者や将来の飼育者だけではなく、売りたい・買いたい連中にまで迷惑かけてるんだぞと。
それが証拠に、悪辣業者に異を唱えている飼育者に対して「人それぞれ」とか「目くそ鼻くそ」とか「所詮は人間のエゴ」とか「自分は良いけど他人はダメというのが解らない」と、意味も目的も対象も不明の反感をぶつけてくる雲の上の正義感たちが、貴様ら悪者には何も言わんだろ?
悪者を野放しにして「生き物の飼育なんて全て規制されてしまえ!」とほくそ笑んでいることが、解らんか?
posted by 水族館長 at 12:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の独白(嘆き) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月23日

ところが、これが現実だ(T*T)

ランドスケープ・イマージョンとか、エンリッチメントとか、言葉の意味はわからんがとにかくすごい外来語だ!って、あのね(^_^;)
ランドスケープ・イマージョンというのは、「生態系展示」と和訳されてる様ですな。
エンリッチメントってのは、「飼育されている動物も楽しんでいる」という風に理解したら良いのか。
甲殻類や両生類の展示を目論んでいるDeca-J水族館に、例えばこの二つの流行を取り入れてみると…。
えっと、甲殻類や両生類の生態系を再現してしまうと顧客には何も発見できませんね。
えっと、甲殻類や両生類って、楽しんでるのかどうか判り辛いですね。表情がないから。

それ以前に…。
私はヤドカリを飼っていますが、他人にその話をすると「ああ、あのスルメで釣るやつ? ウチの近所の池にもいるよ」と言われます。
あのぅ、それはザリガニなんですけど(T*T)
この状態で、「ヤドカリには海に棲むのと陸に棲むのがいてね」なんて話をしても、「オカヤドカリにも色々種類がいて、飼い方も種類によって微妙に違うんですよ」なんて話をしても、「そもそも“珍しい”オカヤドカリを合法的に採取することはできないはず」なんて話をしても…。
通じない(~_~;)
私はイモリを飼っていますが、他人にその話をすると「ああ、可愛いよね。ウチの塀にも時々チョロチョロ登ってるよ」と言われます。
あのぉ、それはヤモリなんですけど(T*T)
この状態で、「サンショウウオというのもいてね」なんて話をしても、「サンショウウオは日本には18種類いてね」なんて話をしても、「ああ、あのでっかいトカゲみたいなの?」って、あなた、それはオオサンショウウオだろ(`O´)っての。
そんなの18種類も見分けがつくかよぅ(j_j)
これが現実…。

それでも私は、ランドスケープ・イマージョンとか、エンリッチメントとか、言葉としての意味には全く価値を見出せないが、Deca-J水族館の方針としてこの二つの心を入れたい。
運が良ければ、生き物を観察することが出来ます。運が悪くても、これらの生き物がどういう風に生きているかは感じられるはずです。
フィールドでも、甲殻類や両生類は必死で探さないと見付からないし、注意深く近寄らないとすぐに逃げてしまうし、それを街中の水族館で実体験できるのです。
そもそも、磯や里山といった環境は、日本人の原風景です。それだけで和みます。癒されます。日本人なら。そして、そこに秘かに息づく生き物たちを、運が良ければ観察できるのです。
少なくとも、ヤドカリとザリガニの違いや、イモリとヤモリの違いは解るでしょう(^_^;)

(店頭で)裸のケージに晒されている生き物を見て、「可愛い!癒されるぅ!」とか言ってる時代は終わりにしましょう。
人が無関心でいる間にどんどん減っている生き物です。「自然の生き物を捕まえるんなら、所詮は人間のエゴだ」などと人格の高みに居すくまってる場合ではないですよ。
まずは、生き物と生き物の暮す生態系・環境に興味を持ってください。興味を持ったら一緒にフィールドに出ましょう。我々と、そして生き物と一緒に、ドロンコになって現実を見ましょう。
これが私の思うランドスケープ・イマージョン。そしてエンリッチメントです。
posted by 水族館長 at 12:26| Comment(2) | TrackBack(0) | 気を取り直して | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月22日

我国家百年の計のために!

私は数年前までサンショウウオ他、有尾目の惨状を知りませんでした。
薄々は感じていましたが、痛感したのは一昨年。昔はイモリがウジャウジャいた湖に行ってみたら、佃煮の様にブルーギルがいて、マス釣り場まで出来ていて、イモリは片隅の湿地に細々と命脈を繋いでいる始末。
「なんだ?これは!」と、愕然としました。
そんなに細々と生き延びてるイモリを捕まえて飼ってるというのも、矛盾といえば矛盾ですが(^_^;)
でも、その経験がなければ、自分の問題とは考えなかったでしょう。
「有尾目は他に保護している人がいるから」と、他人事の様に考えていたと思います。
多分、世の中の多くの人は、私と同じような感覚でしょうから、つまり、「なんとなく解ってるけど自分には無関係」でしょうから、関係者(?)が「何で解らないんだろう?」と必死に訴えかけても、理解してもらえないと思います。
だから、まずは興味をもってもらうこと。これが大事だと思います。

ところが、興味を持ってもらおうと飼育情報などを公開すると、保護している側の人からは「乱獲を誘発している」様に思われるし、と言って「安易な飼育はやめましょう」なんてことを言うと、必ず「自分は良いけど他人はダメ?」なんて中傷が来るし、難しいですね。
ブームになってしまうと、飼育者に良かれと思って出した飼育情報を勝手に業者が盗んでいって、しかも都合よく捩じ曲げられてしまったりもしますし。
そういうことを散々経験してくると、色々な飼育者同士で情報交換しながら、飼育者全体の意識を高めていく。善良な飼育者の輪を広げていくことが、回り道の様に見えて、一番早くて確実という気がします。
もちろん、これについても批判があることはあります。「お前だけが上等な人間のつもりか!?」とかね(^_^;)
ま、私は上等な人間であるつもりはないですが「キサマよりゃ上等だ!」と、一度大声で叫んでみたい気もします。もしくは最初っから「この手の連中は放置プレー(=人それぞれ?)」と聖人君子面していたい…。

要するに、私は君子ではないな。我から“危うきに近寄って”ぼやいてる小人ですな。閑居してると不善をなす恐れがあるので、さっさと(本物の)水族館長に据えて働かせないと、我国のためになりませぬぞ。
posted by 水族館長 at 16:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の独白(嘆き) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月15日

愛護でも環境保護でもなくナチュラリストだ!

十脚目通信と言いながら、「有尾目部会とは何ぞや!」と、鼻白んでいる方も多いでしょうね。
あるいは、私が甲殻類や両生類が好きだというので、「自分の好きな生き物だけを護ろうという偏愛主義者め!」と、正義の怒りを覚えている方もおられるでしょう。
別に私は、博愛を説くつもりもないし、生類憐みの令を尊奉する気もないし、と言って「蛆虫好きの方はどうぞ蛆虫だけを護ってください」というスタンスでもないので、白けられようが、怒られようが、反論する気にもならないのですが、一つ考えて欲しいことがあります。

woods.jpgオカヤドカリやアカテガニ等の陸棲の甲殻類と、カスミサンショウウオ等の陸棲の両生類には、それらを取り巻く状況に多くの共通点があります。
最も判りやすい共通点は、棲息環境と繁殖環境が違うということ。そして寿命がある程度長いということ。つまり「たくさんいるから良いじゃん」という生き物ではないということです。
例えばアカテガニは、海辺や河口域の森の中等に棲みますが、産卵は海まで降りて行います。海で産まれたアカテガニの子供は、海で育ち、やがて上陸し、森に帰ります。
森の中にアカテガニが“たくさん”いるから、この森がある限りこの地域のアカテガニの絶滅は食い止められますか? そうは行かないですね。森と海との間に大きな道路ができてしまったら、あるいは川がコンクリートで護岸工事されてしまったら、また海が汚れてしまったら、森の中にアカテガニが“たくさん”いたとしても、既にして絶滅です。
ponds.jpg例えばカスミサンショウウオは、ジメジメした雑木林等に棲みますが、産卵は池や沼、水路等の止水中で行います。池の中で産まれたカスミサンショウウオの子供は、水中で育ち、やがて上陸します。
雑木林の中にカスミサンショウウオが“たくさん”いるから雑木林さえ保全すれば大丈夫? そうは行きません。池や沼がなくなったり護岸されてしまったら、池や沼にブルーギル等の外来魚が放されてしまったら…。
生き物を生態系の一部と考えるのに、これほどの好材料はありません。解りやすいでしょう?(そうでもない?)
その最適な材料として、あるいは両者とも喫緊の課題でもあるため、十脚目をテーマにして発足し、今また有尾目分科会を立ち上げた、というのが現状です。

ところで、私が言いたいのは、プラカードを持って「全ての人間の営みを否定せよ」ということでは、ありません(^_^;)
アカテガニやカスミサンショウウオは、ほんの数十年前には“そこら辺に普通にいる生き物”だったのです。今でも“いるところには普通にいる生き物”です。ところが数年後には“この間まではいたのに今はいない生き物”になる可能性が非常に高いのです。
恐らく、多くの方がその事実にも気付くこともなく、知らない間にいなくなっている生き物なのです。甲殻類や両生類の中には、実際に誰にも知られずひっそりといなくなった種類も、既にたくさんあるはずなのです。
だから私は、多くの方に身近な生き物に対して興味をもって欲しいのです。甲殻類や両生類だけではなく、それを取り巻くたくさんの生き物に。生態系を構成する全ての動植物に。
そのために、環境に対する節度さえ守れるのなら(何でも安易に、あるいは大量に捕まえて持って帰らなければ)“捕まえて飼ってみる”という選択肢があって良いと思っています。「簡単に飼える」という甘言を鵜呑みにさえしなければ(比較的簡単に飼える生き物はいても、簡単に飼える生き物はいないと解っているなら)ペットショップ等で“購入する”ことも否定しません。
もちろん、(表面的な自然観察だけで)独善に陥るのを避けられらるのなら、野生の生き物は自然の中だけで(一切触れずに)観察するのが一番良いのでしょう。
どんな切っ掛けでも、どんな方法でも、どんな生き物からでも良いのです。とにかく身近な生き物に興味を持って欲しいのです。多くの方が、身近に生き物がいて、どの様に生きているのかを知っていさえすれば、無駄な環境破壊を避けられるはずなのです。

「生き物を保護する」と言うと、どうしても“自分の興味のある生き物や好きな生き物だけを偏愛”しているイメージが付き纏います。残念ながら、世の中にはそういう個人や団体もあるでしょう。
ですが、多くの場合はそうではないのです。
十脚目や有尾目に興味のある個人・団体が、天敵だからといって棲息地周囲の鳥を根絶させたりはしませんし、鳥を保護している個人・団体を中傷したりもしません。
もっと具体的な例で言えば、モリアオガエルの保護団体が天敵だからといって周囲のニホンイモリを駆除したり、私の様にイモリ好きの人間を攻撃したりもしません。
生態系というものを考えたとき、特定の生き物だけを過保護し、増殖させることは、その生き物にとっても危険な環境破壊であることは誰でも知っているからです。

あるいは「環境保護」を謳うと、人間の“経済活動全てを否定”するストイックな左傾化テロリズムを連想します。残念ながらそういう過激な個人や団体も、中にはあるかもしれません。
ですが、多くの人が反対しているのは、無意味な環境破壊だけです。多くの団体が望んでいるのは、工事や開発の中止ではなく環境への配慮です。決して無理なことを言ったりはしません。

その上で、当団体十脚目通信は、生き物の保護や環境保護をさえ、積極的に謳ってはいません。
多くの生き物好きたちが、生き物に興味を持つことで環境に配慮する心を育て、そのことが将来の環境保護に繋がっていくと考えているのです。
繰り返すようですが、ナチュラリストとはそういうことだと思っています。
posted by 水族館長 at 17:45| Comment(2) | TrackBack(0) | 今日の独白(嘆き) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月11日

いつだって代わってやる!

この水族館が、「こんなことやってて、スポンサーが付くはずもない」と嘲笑されていることは知っています。
私自身、こんなことでスポンサーが付くとは思っていません(^_^;)
閭巷から千里の馬を探しだして顕職に付ける度量のある人間は、何時の世にも希有です。例えば今の我国にそういう賢人がいたとして、しかも大企業や官公庁の事業を采配する立場の方であったとしても、そういう地位の人がインターネットを駆使でき、かつ「Deca-J水族館の記事」まで辿り着くとは到底思えませんから。
まして、私は千里の馬ではなくて駑馬ですし…。

駑馬が賢人ならざる人の目に止まるようにするには、一つには駑馬の方から押し掛けていくという手があります。
しかし、この駑馬は、押し掛けていくための条件(コネとかそういうことではないですよ。形だけでも良いから何らかの経済的な成果を上げていないとダメなんです)さえ満たしていないので、この手は無理。って言うか、駑馬でもなくて木馬だな、私は(^_^;)
次善の策としては、何らかの運動にして、その運動を大きくし、嫌でも人の目に触れさせるという手がありますが、そこにとらわれると、運動を大きくすることが目的になってしまう恐れがあります。
これでは、有名になるために事件を起こす幼稚な輩や、過激なデマゴーグを繰り返すプロ市民活動と何の違いもありません。程度が低すぎます(~_~;)

実は、運動というものは私はやりませんが、今までにもメダカの保護や児童文学や、その他諸々「何とかしたい」と思うことが多々ありまして、「何とかしよう」と色々とやってきたのですが、その時に多くの方に、この“次善の策”を薦められました。
「きみ、そんなことではダメだよ。物事にはやり方というものがあるんだよ」と…。
ところが、この方々、私が「解りました。やります。やりましょう」と言うと、必ず音信不通になってしまうんですよね(^_^;)
って、愚痴ばっかり言っててもしょうがないのですが、個人ならともかく、(大小強弱を問わず)既存の組織が新人に協力してくれることはまずありません(妨害しようとしないのは良心的な方です)。
ですから何かをやろうと思うのなら、同じ途上の“個人”同士で意見交換を続けながら、徐々に大きな動きにしていくしか、方法はないのです。

そのための拠所。つまり良識ある生き物好きの梁山泊となることを期待して、私はDeca-Jを立ち上げました。
私自身が明確なビジョンを持っているわけではなく(それがイカンのかもしれないけど)、飼育情報をはじめ色々な情報交換を繰り返しているうちに、「何かをやろう」という意見が出てくれば、“個人”の集まりとして協力しあいましょうと、そうなるかもしれないし、ならないかもしれない。
水族館設立というのも、その「提案の一つ」のつもりで、「何が何でもやる」と言う気持ちでもないですし、他のことについても「俺が正義だ!言うことを聞け!」とやるつもりは全くありません。

今、私は代表を僭称していますが、他の方が代わってくれても良いですよ。いつでも代わります。
水族館についても同じ。どなたか実力のある方が「よし!俺がやってやる」とおっしゃるなら、いつでも館長をやってください。
でも、その時は、私を雇ってね。掃除でも何でもやります(^_^;)
posted by 水族館長 at 07:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の独白(嘆き) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月09日

目的はナチュラリストの育成

プアっすブログの方では、海水系の話を書くことが多いので、こちらでは淡水系の話を(たまに)書いてみようと思っています。
淡水と言っても、淡水熱帯魚の話ではありません。魚ですらない。海水でもエビやカニやヤドカリなど“隠れるのが仕事”の様な生き物が、私は好きなので、淡水でもどちらかというとそうです。
両生綱。それもカエル等の無尾目ではなく、イモリやサンショウウオなどの有尾目が特に好きです。

イモリやサンショウウオの様な生き物は、こういう場所にいます。黒沢映画の撮影OKという場所(ただ、写真では判らないけど湿地なんで、役者さんは苦労しそう)です(^_^;)
swamp.jpg
これを見て考えて欲しいことなのですが、有尾目の生き物は、ひっそりと隠れながら、誰にも知られることなく棲息地ごと姿を消していく場合が多いのです。
こうして減っていく生き物は、「ちゃんと飼おうが、すぐに死なそうが、所詮は飼主のエゴだ。自然は自然のままが一番」などと聖人ぶって他人を揶揄しているだけで、護ることができるでしょうか。
「私は見たことも聞いたこともない生き物でも、どういう場所で、どういう風に生きているかを全て知っている」という御仁(貴方は神様ですか?イエス)でもない限り、野生の生き物を飼ってみるという選択肢があっても良いのではないでしょうか。

もちろん乱獲は慎むべきです。また捕獲のために棲息地を荒らす様なことがあってはなりません。
売買についても否定はしませんが、オークション・通販・(レアモノなどと)やたらと射幸心を煽る販売方法は、絶対にすべきではありません。
あまつさえ、それを棚に上げて「開発による環境破壊の方が酷いじゃないですか」とか「他にもっと酷い扱い受けてる生き物がたくさんいるじゃないですか」などと開き直る輩には、最早何を言えば良いのか!(ハアハア)
あ、いや…。要するに、飼ったこともなく興味も持たない生き物には、普通の人なら関心を持ちませんね。無関心に、生き物の棲息地が消えていくのを傍観するだけでしょう。
このことが切ないのです。
少しでも多くの方が生き物に興味を持てば、そしてその生き物を通して、生き物の背景に(必ず)ある自然環境に関心を広げられれば、それが生き物の保護、そして環境保護に繋がっていくのではないかと思うのです。

知識を得、生き物に触れ(手で触るという意味ではないですよ)、自然を意識できる良識ある飼育者(=ナチュラリスト)が世の中に増えていけば、身勝手で無責任な飼育者や悪質な業者は減っていくのではないか。
そのナチュラリストを育成するための施設として、Deca-J水族館を立ち上げようと思っているのです。
posted by 水族館長 at 15:24| Comment(1) | TrackBack(0) | 気を取り直して | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

名刺代わりの?

私的な“嘆きの間”ということもあり、左側のリンクメニューを私の現在・過去・未来のWebで染めてみました(^_^;)
と言うか、プアっすブログとかDeca-Jへのアクセスをたまに解析してみると、明らかに“素性調査”と思われるものがあります(それともあら探し? “プアマリナ&活動”って、私ゃ何の活動もしとらんっちゅうに)。
別段私には隠し立てするようなことは何もない(底の浅い人間だ)し、逃げも隠れもしない(し、できない)ので、何を調べたいのか見当もつきません。不明点は質問してくれれば「何でも答えます」と、その上「守秘義務は守ります」と公言してもいるのに、なにをコソコソ調べておられるのか(~_~;)
一々ワード検索かけなくても結構です。手間を省いて差し上げましょう。左に、私のこれまでの公開プロフィール(?)を全てリンクしてみましたので、存分にご覧ください。「昔はこんなこと言ってたな」と、今読むと恥ずかしいものも含まれていますけど(^_^;)

他人様の掲示板等にも、今まで色々と書き込んできたことがあるので、左のメニューだけでは充分でないとおっしゃる場合は、検索かけてもらってもかまいませんけどね。
あ、それで思い出した。2chに「プアマリナ」というスレッドがあるらしいです(^_^;)
別にプアマリナというのは登録商標でも何でもないので、それは構わないんだけど、私は2chに書き込んだこともなければ、これからも(2chの作法が判らないんで恐くて)書き込むことはないので、そこをご理解ください。勘違いして私への反感をぶつける輩が現れたら、平和に(?)スレッド運営されてる方に悪いので(^_^;)

あ、それでまた思い出したんだけど、「晒されてまっせ」と2chのURL貼り付けてメール送ってくる方。私ゃ、そんなもん、わざわざ見に行ったりしないので、一々メール送ってくれなくて結構です。
posted by 水族館長 at 11:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の独白(嘆き) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月08日

クライアント

ここ数年のことですが、「この広告は売上アップに繋がりますか?」と、よく聞かれるようになりました。
不景気だからしょうがないけど、そんなの無理だってば(^_^;)
広告見ただけで、「お!これは良い。買いに行こう」なんて可愛げのある消費者は、もう何十年も前に絶滅してますから、広告出稿=売上アップなんて虫の良いことは有り得ません。他の色々なマーケティング手法と組み合わせ、効果的に広告を打つことで、たまには売上アップに繋がる可能性もある、というのが現状です。

広告の役割は、商品告知だけにあるのではなく、企業イメージのアップ(または維持)にあるのです。
アメリカの某スポーツドリンクの会社が、消費者の認知度がアップしたので「もう良いだろう」と広告を縮小したところ、ガクンと売上が落ちたと、広告業界では知らぬものがないぐらい有名な故事があります。
広告見ただけで「買いに行こう」という消費者は最早いませんが、商品を選ぶときに「ああ、あの広告の会社か」と思う消費者は、まだまだ多いのです。

そう考えるとDeca-J水族館に協賛するなどというのは、広告効果抜群!ですな(~_~;)
「この水族館は株式会社○○○様の出資によって運営されています」と、顧客の目に嫌でも触れるところにデカデカと書かれる訳ですから、POP広告的な効果も満点!
ん? 「アチコチで貶されとる評判悪いキサマに出資したら、イメージダウン間違いなし」ですと?
あははは…(^_^;) ご心配なく。貶しとる連中は、地球の良識に背く因業商売やっとる業者とか、フザケタ野郎が他人様の金で事業始めるのが許せない、という狭量な正義漢ばっかりなんですから。
多分…。
実際にどんな誹謗中傷が為されているのかは「訴状を確認していないのでコメントできません」。
posted by 水族館長 at 14:14| Comment(1) | TrackBack(0) | 気を取り直して | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月07日

癒し系水族館

親子だ!児童憲章だ!って、「じゃあ子供のいないワシラは?」あるいは「子供はいるけど絶対に付いてきてくれないワシラは?」ってな方もおられるかと(^_^;)
はいはい。もちろん当館の大事な大事なお客様でございますm(_ _)m
大人の方には、しっかりと癒されてもらいましょう。ちゃんと計画に折り込み済みです。
メンテナンスフリー・手間なし簡単ペットなる偽言を鵜呑みにする様な、特異な性癖をお持ちの方でもない限り、日々の生活に疲れた大人が癒されるのは大自然(だいしぜーん)!

Deca-J水族館には、磯テラピー・コーナー「潮騒」をご用意。
巨大なスクリーンに写しだされる、心和む磯の風景。BGMナシ。聞こえてくるのは波の音と磯の生き物たちの奏でる生の音(パチパチとかカチカチとかガサゴソ?)。ふと周囲を見ると水槽の中には無数に蠢くベントス、ベントス、ベントス…。
甲殻類が苦手な方のためには、里山テラピー・コーナー「桃源郷」もご用意。
巨大なスクリーンに写しだされる、心安らぐ田園風景。BGMナシ。聞こえてくるのは風の音と流れる水の音と鳥の声。ふと周囲を見ると水槽の中には、のたうちまわるニョロニョロ系…。
(さてさて、この宣伝効果抜群の巨大スクリーン。協賛するのは何処の黒モノ家電メーカーだ(~_~;))

どうでしょう。きっと貴方も癒されますよ。それでも「癒しが足りない」とおっしゃるなら、我々と一緒に本物の秘境へ旅立ちましょう。大自然観察ツアーもご用意しています。
但し、観察に行って大自然を壊していては元も子もないので(個人的には世界遺産に登録されると観光名所になってしまう風潮には、激しく反対)秘境と言っても多寡が知れています。ご安心を。

何々?ベントス系もニョロニョロ系も苦手だ?
ノー・プロブレム! Deca-J水族館で飼育するのは、基本的には隠れているのが仕事の様な生き物ばかり。水槽を見ても滅多に生き物の姿など見られません。もちろんツアーでその生き物に遭遇する可能性など、ほとんどありません(キッパリ)
posted by 水族館長 at 20:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 気を取り直して | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

隗より始めよ?

自らの繁栄と、労働者の継続的な雇用促進、そして永続的な経済貢献活動。企業は、これらを目的としています。そのために一生懸命働いて獲得した金銭を、「こないな怪しげな水族館に『はい、どうぞ!』と出資できまっかいな」と考えるのが、まあ、真当な企業でしょうね。至極当然です。
しかし、最近の企業活動というものを、思い返してみてください。
どこの大企業も、値引き合戦の応酬です。従って下請けの中小企業は、新しいアイデアを出すよりも、他社と同列のことを“より安く”提供しようという戦略しか描けません。
「どんな案や?」という担当者など最近はほとんどいなくて、開口一番「ナンボや?」と来ますからねぇ(^_^;)
中小企業が価格破壊競争しているもので、その更に下請けの弱小プロダクションなどは、どこも青息吐息です。その弱小プロダクションの“いつクビになってもおかしくない”ペーペー社員である私の様な人間と来ては、何をか言わんや…。

と、貧乏自慢していてもしょうがないのですが、こんな私でも大企業の顧客である消費者なのです。
上つ方々が値引き合戦するのは消費者の財布が吝いからなのですが、値引きすればするほど巡り巡って消費者の財布は更に吝くなるのですよ。これが本当のデフレスパイラルというものです。
デフレスパイラルというと「政府の政策がイカンのだ!」などと宣うマスコミ諸氏が多いですが、さすがに一般市民とは桁違いに高給取りの“我々庶民殿”は、目の付所が違いますな。
って、何の話だったっけ(?_?)

あ、要するに、我国の市場全体がじり貧になってるときに、更に大企業が事業を縮小していては、一億総共倒れですよと。
枝葉末節を省いて言えば、どこの馬の骨かも判らん「Deca-J水族館」とやらでも出資してみる価値はありますよと、(無理矢理な感もあるが)私はそう言いたい。

え? 楽毅の骨なら出資するにやぶさかではないが、お前などは郭隗の骨でさえ無い?
ギャフン(TOT)
posted by 水族館長 at 11:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の独白(嘆き) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月06日

児童憲章

われらは、日本国憲法の精神にしたがい、児童に対する正しい観念を確立し、すべての児童の幸福をはかるために、この憲章を定める。
・児童は、人として尊ばれる。
・児童は、社会の一員として重んぜられる。
・児童は、よい環境の中で育てられる。
(中略)
4.すべての児童は、個性と能力に応じて教育され、社会の一員としての
  責任を自主的に果たすように、みちびかれる。
5.すべての児童は、自然を愛し、科学と芸術を尊ぶように、みちびかれ、
  また、道徳的心情がつちかわれる。
6.すべての児童は、就学のみちを確保され、また、十分に整つた教育の
  施設を用意される。
(中略)
9.すべての児童は、よい遊び場と文化財を用意され、
  悪い環境からまもられる。
(中略)
12.すべての児童は、愛とまことによつて結ばれ、よい国民として人類の
  平和と文化に貢献するように、みちびかれる。

Deca-J水族館のテーマは「親と子と、人と自然とのコミュニケーション」です。
さしあたって児童憲章の中で、当水族館に関係のある部分を抜粋してみました。もちろん当館の場合はこの憲章を単なるスローガンとは捉えていません。目的にしているのです。
子供たち、ひいては将来の地球の“愛とまこと”のために! 自然を愛し、科学と芸術を尊び、道徳的心情をつちかふ様に導くための、ナチュラリスト育成型の“十分に整つた教育の施設”を目指しているのです。
教育関係業界の方(もちろん文化庁でも当方は構いませんがね)、出資したくなりませんか?
posted by 水族館長 at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 気を取り直して | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

初手から誤った様子

そもそも Deca-J水族館の設立趣意に「協賛金(目標金額:3,000万円)が集まり次第、事業を開始します」などと謳ったのが、失敗だったのでしょう(^_^;)
普通の人が偏見なく考えれば、水族館を設立するのに3,000万円などという予算は、初期投資にも全く及ばない金額だということぐらい解りそうなものだと多寡をくくっていました。館長、完全に“説明責任”を軽視していましたね(~_~;)

要するに3,000万円というのは、とりあえず事業を開始するための当座の資金ということで、良い線だと思っていたのです。
もちろん、3,000万円というのは我々一般人にとっては大金です。しかし例えば、某一流紙の全国版に15段広告出すとしたら、出稿料だけで300×15=4,500万円。製作費や中間マージンなどを入れると、5,000万円は軽く超えます。
関係者以外はほとんど飛ばして読む、あるいは「最近の新聞は広告ばっかりやのぅ!」と反感を買う以外には、さして効果のない、しかもたった一日だけの広告に平気で大金を投じる企業からすれば、Deca-J水族館に出資する3,000万円などは(よほど宣伝効果も高いし)安い買い物だと思ったのですけどね。
安すぎて、どこの企業も信用しないらしい(^_^;)
いっそのこと「協賛金36億円(うち6億円は使途不明金)が集まり次第」とでも吹いておけば良かったか…。

もちろん、そんな金を出す企業など現れるとは思えないが、どうせ3,000万円でも出す企業があるとは最初から思っていなかった訳だし…。
ここまで吹いておけば、少なくとも、たかが3,000万円なんて(私が着服するんじゃなくて、事業やるには)端た金に度肝抜かれる様なケツの穴の小さい輩からの、誹謗中傷は受けなくて済んだんだよな。
大失敗でした。
むしろ、「おう! たったの3,000万円で水族館を始めるとは、何という○○だ」という方の批判を期待してたんですが(^_^;)
posted by 水族館長 at 20:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の独白(嘆き) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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