2006年06月22日

代置種とか亜種とか近縁種とか、よう解らん。

アマミアオガエルは、シュレーゲルアオガエルの代置種だと云われているそうです。代置種と言うのは、先祖は同じ生き物だったのが島嶼などの孤立した環境で別の進化をしたもの。
で、アマミアオガエルはオキナワアオガエルの亜種だとも云われています。オキナワアオガエルはシュレーゲルアオガエルの近縁種だと云われています。確かに学名を見ると、シュレーゲルアオガエル Rhacophorus sclegelii 、オキナワアオガエル Rhacophorus viridis viridis 、アマミアオガエル Rhacophorus viridis amamiensis となっていますから、そうなんだけど、じゃあ、オキナワアオガエルは何でシュレーゲルアオガエルの代置種ではないのかな?
そうなると、アマミアオガエルがオキナワアオガエルの亜種ではなくて、アマミアオガエルの方が基亜種なのではないでしょうか??
つまりオキナワアオガエル Rhacophorus amamiensis viridis 、アマミアオガエル Rhacophorus amamiensis amamiensis とは、何故ならないのか。
今さら、学名とか変えると分類学上の決まりごとが覆るから困ると考えるから?

さて、本文中に何匹のカエルが出て来たでしょうか?
posted by 水族館長 at 11:22| Comment(5) | TrackBack(0) | 今日の独白(嘆き) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月21日

今日も天気だスイーピング♪

スイーピング、スイーピングと! 良い言葉を教えてもらいました。
今日は、ワラジムシに用があって行ったので、厳密に言うとルッキングということになるんでしょうけど、網こそ使わないものの、熊手で落ち葉をひたすらガサガサやって闇雲に腐葉土や枯葉ごと採集するので、ワラジムシのスイーピング。私はこう呼びます(^_^;)
いやあ、実は私は毎朝、息子を保育所へ送っていくのですが、普段は会社へ行く格好してるのに、ワラジムシ採りの時だけはラフな格好(と言うより汚い親爺)なので、よく聞かれるんですよ。「お父さん、今日は会社休みですか?」と。
今日はすかさず答えましたよ。「いえ、午前中ちょっとスイーピングに」と、爽やかに(^_^;)
息子が大声で「ちゃうでぇ、ワラジー採りに行くんやでぇ!」って、黙っとれぃ!

しかし、梅雨の晴れ間の雑木林。落ち葉の下はさすがに湿っていましたね。今日はホソワラジよりもシロワラジの方が目立ちました。何よりダンゴーの方が多くて参りました。それよりゴッキーが羽も生えてきて更に狂暴になってました。トビズムカデは白い幼虫を抱えていて、その気味の悪いことと言ったら(TOT)
そう言えば、前回だったか「ゴキやムカデは、シツコク追うと怒って向ってくるんで、コワイ」と書いたら、「シツコク追わなきゃ良い」と尤もなメールを頂きましたが、ワラジーもゴキもムカデも同じ方向に逃げるんだから、どないもならんですわ(^_^;)
そんな気味の悪いムカデの親子や、飛んで向ってくるチャバネよりも閉口したのが、ミミズ。いやミミズは別に向ってはこないけど、まあ多いこと多いこと。

大の男が、たかがミミズぐらいで騒ぐな!と思うでしょう? そこら辺の花壇から出て来たりドブで溺れてる様な普通のフトミミズや、コンポストの中で静かに蠕動しているシマミミズとかなら、私だって一々騒ぎやしませんって(^_^;)
落葉樹林の肥えた土から出てくるミミズは、あなたが今想像しているミミズとは別の生き物と考えてもらいたい。
デカイのなんのって。太さなんて私の親指(平均的日本人♂)ぐらいあるし、長さなんて30センチ近くはあるし、体表はヌラリと七色に輝き、ミミズの概念を超越した動きとスピードで進んでくるんです。昔、河原の肥えた土を掘って、釣り餌に使ったドバミミズ。あれより遥かにデカかったです。
解りやすい例で言うと、ルアーフィッシングに使うプラスチックワームご存知ですよね? あれを二周り太くして倍ぐらいの長さにして、蛇のように体をくねらせて素早く動かせば、OKかと。
まさかシーボルトミミズの訳はないけど、あれは何ていうミミズなんでしょうかね。

尚、説明の要はないと思いますが、写真は撮ってません(^_^;)
posted by 水族館長 at 15:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 気を取り直して | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月07日

そのダイエット法はお薦めしない(^_^;)

frogcase.jpg
これが、シュレーゲルアオガエルの、とりあえずの飼育ケースです。いわゆるプラケMというヤツです。
ツリーフロッグ系は、地面をウロウロしている虫よりも、植物の葉や茎をうろついてる虫の方が餌付きやすいことと、植物の蒸散から水分を採ってるらしいので、ポトスを入れられる様に、少し高さのあるプラケにしています。
餌は、今朝も仕事サボって採ってきました。自転車で片道30分のところに。ワラジムシがポトスの上をうろついてるのは、さすがに写真では見えないか(^_^;)
frogup.jpgまあ、私が飼ってる“虫食う生き物”はカエルだけじゃないのでアレですけど、餌の確保は大変です。ワラジムシなんてそこら辺にいる様でいて、探すと中々いなかったりします。ワラジムシのいそうな場所をガサゴソやっても、ワラジムシだけが都合よく出て来てくれる訳ではないし。

参考までにどんな生き物が出てくるかと言うと、ニョロニョロ系、クネクネ系、ウニョウニョ系、カサコソ系、ヌラーリ系、ジタバタ系…。まあ蠱とか蠢という字で想像できる生き物は大抵出て来ます(^_^;)
その中ではワラジムシは4番目に足が速いです(1番はゴキ、2番はゲジ、3番はムカデ)。素早く隠れるという意味なら断トツでトップかもしれない(ゴキやムカデは、シツコク追うと怒って向ってくるんで、コワイです)。
ここまで苦労して採ってきた餌を、コイツと来たら「むちゃくちゃ喰う」んですよ(TOT)
たった一匹、カエルにしては小食のを飼うだけで、飼主の方が痩せそうです…。

む? そう考えると、ひょっとしてモリアオガエルの卵嚢売りってのは、新手のダイエット方法?
モリアオの卵嚢一つから産まれてくるオタマジャクシってのは、少なくても300匹ぐらい。多いと800匹近くになるんだけど、もちろんその全てがカエルになるとは限らないけど、まさか食べるために買うんじゃないだろうから、普通にやれば数百匹はカエルになるはずですな。
モリアオガエルといえば、シュレーゲルアオガエルよりも一周りは大きいんだけど、そんなの数百匹もいた日にはダイエットの限界を通り越してますがな(~_~;)
止めた方が良いんじゃないかなぁ。本気で心配です。
posted by 水族館長 at 20:09| Comment(13) | TrackBack(1) | 気を取り直して | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月06日

シュレーゲルアオガエル

読み返してみると、我ながらさっきの記事の意図がよく解らん(^_^;)
「B化庁への悪意だけは伝わってくる」とか「モリアオガエルの保護に反対なのか?」とか、また曲解した短絡な誹謗中傷が多数、寄せられそうですな(~_~;)

frog.jpgB化庁への遺恨はともかくとして、別にモリアオガエルの保護に何か言うつもりはないですけどね。
モリアオガエルと言えば、半ば冤罪で悪者にされてしまうイモリを、私は好きなので、ちょびっとはねぇ、ナニですけど、概ね“棲息地の生態系ごと保護”しようという空気を感じますので、むしろ好意を持っていますよ。
でも、そうなるとシュレーゲルアオガエルの立場は?

シュレーゲルはB化庁及び文化Tの息の掛かった自治体に、天然記念物指定されていないおかげで、オークション他で酷い扱いを受けずに済んでいます。
繁殖期でも、ゴッソリ捕獲しにくいことも幸いしていますかね。
ただ“減少の主たる要因”つまり“棲息環境の急速な悪化”及び“棲息域の激減”は、両種とも共通しているのです。むしろシュレーゲルの方が先に絶滅するんじゃないかと、私は感じているのですが。
いや、また話が止めどなく横道に逸れていきそうなので、皆まで言うまい(^_^;)
マスコミ的に話題性のある生き物とか、自治体的に観光の目玉になりそうな生き物ではなくて、世間的には地味な生き物の方が好きな私の、個人的かつ感情的なボヤキだと思ってください。
ただ、これだけはハッキリ言っておきますが、シュレーゲルアオガエルを天然記念物にだけは指定しないでください。
posted by 水族館長 at 19:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 気を取り直して | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

モリアオガエル

今までネットオークションで、カエルのことを気にかけたことはなかったのですが、覗いてみて驚きました。

モリアオガエルが卵嚢ごと売られていたりする!

水族館には、今のところ無尾目を収監する予定はないし、カエルの種類によっては色々と保護されている方も多数おられるので、横からアレコレ言うつもりはないのですが、モリアオガエルってのは、私が小学生の頃には、ニホンカモシカやオオサンショウウオと並んで“天然記念物の代表選手”みたいに学校で教えられたんですけどねぇ(^_^;)
と言ってもモリアオガエルは、福島県の平伏沼と岩手県の大揚沼の個体が繁殖地ごと“国の天然記念物”に指定されているだけであって、実際には“天然記念物の代表選手”ではありません。
ただ、名前の通り「森に住むカエル」で、既に全国的に森が減少してきているためか、自治体単位で天然記念物に指定しているところが多いです。府県レベルだけではなく市町村レベルでも…。

なんか、あれですかね? モリアオガエルを保護することがステータスだと思っているような自治体もあるんですかね? 気のせいかな?
私の近所では、モリアオガエルやハコネサンショウウオが住む“豊かな環境を売り物”にしている新興宅地の造成が進んでいて、その割には山も森も切り崩して、川もきっちりコンクリートで護岸して、その上、池への外来種の放逐は野放しの自治体があるんですけど(~_~;)
保護することに意義があるんじゃなくて、保護を謳うことに意義がある??

イカンイカン(^_^;)
話がどんどんズレていくので、強引に元に戻します(と言うか、新規のネタに以降します)が、要するにまたB化庁ですわ。レッドリストに載っていないとはいえ、もちろんモリアオガエルは減っていないわけではないので、全国的に保護する必要がありますが、オカヤドカリを見ても判るように、B化庁が中途半端な保護指定すると、オークションでレアモノ的価値が上がるだけなんですよ。ほんまアホらしい。
キトラ古墳を見ても判るように、B化庁が中途半端に保護とか言い出すと、何かと問題が起きるんですよ。アホくさぁ。
教育現場の崩壊を見ても判るように(以下略)

要するに、するならするでキッチリやれと。中途半端にお茶を濁すぐらいなら、何もするなと。
善良な市民の意見に対しては、いつも「担当者不在」か「会議中」で徹底してるじゃないですか。何事も中途半端は良くないですよ。
posted by 水族館長 at 17:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の独白(嘆き) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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