2006年03月27日

生き物変われども…。

飼育者にとっては超悪名高きオークションサイト。yahoo!や楽天も大概非道だけど、ここに比べれば可愛いもの。善良な飼育者にとっては脅威。そして完全にブラックボックス。悪質な密猟者にとっては天国。悪者のプライバシーだけは完全に守られています。
まさに無法地帯。その名はビッダーズ・オークション。
昨年は、オカヤドカリの非道・無法オークション業者が跳梁跋扈し、「ビッダーズでは買うな」というのが善良な飼育者の間では、半ば常識のようになったのですが(「大切に育ててあげなければいけませんよ」とか、かなり笑いも振りまいてくれましたね)、生き物変われども、やり方も表現方法も変わらず。有尾目の世界でもこんなのがいるんですな(-。-;)
http://www.bidders.co.jp/item/64580293

「尚生体の為ノークレーム、ノーリターンでお願い致します」ですか。ビッダーズでよく見るフレーズなんだけど、流行ってるの? それとも悪者だけに通じる暗号? オカヤドカリと同じ業者?
まさかキール水とかゲージとか言い出さんだろうな(^_^;)
とか、揣摩憶測でものを言ってはいけませんでしたな。また「気持ちは解るけどやり方には賛成できません」って怒られてしまう(T*T)
そこら辺の生き物を採って安易にオークションに出す輩なんて、みんな同程度に知能もメンタリティも最低だと事実のみを述べなければいけませんでしたね。
ところで“やり方”って何だ(?_?)

ちなみに、私は生き物を飼うことに一切反対していません。それどころか捕まえることも売ることも買うことも、オークションでさえ反対したことはありません。あまつさえ「違法なものは全て罰せよ!」などという言動をとったこともなく、むしろ場合によっては“違法=法が理不尽なんじゃないか?”という立場でいます。
飼育についても、飼育者が色々と試行して、自分なりの飼育方法を確立していくのが大事だと思っていますから、参考になりそうな情報を無作為に提供することはあっても、「その飼い方ではダメだ」とか「こうやって飼え」とか「死なすな。バカモン」とか言わないんですけどね。
ただし、生き物を飼育するというのは、自分だけが楽しむべきものではないと思っています。
私は、小さいころから色々な生き物を捕まえたり、買ったり、飼育して楽しみました。自分が楽しかったことは、他の人たちや、将来そうなる(かもしれない)子供たちにも楽しんで欲しいじゃないですか。
この“自然の恩恵”による趣味を守りたいじゃないですか。
目先の(ごく個人的かつ短絡的な)利益にとらわれ、サンショウウオの卵嚢を大量に採って「餌としてもどうぞ」などと売るのは、いかがなものか。

多くの飼育者が“自然の恩恵”に感謝し、次世代にも“自然の恩恵”を残そうと配慮し、慎みをもって生き物を飼育しているのです。“自然の恩恵”は貪るものではないのですよ。
貪った者は終わりが良くない等と格言を述べるつもりではありません(個人的には、自然を理解できない様な迂闊なヤツは、マムシに噛まれて懲りろ!と思わなくもないが)。
貴様が貪っているのは絶滅が危惧されている生き物だということが解ってるのかと。しかも、ただでさえ環境省他の“規制のための恰好の参考資料”になってるビッダーズで、貴様が何をやっているのか解ってるのかと。
飼育者や将来の飼育者だけではなく、売りたい・買いたい連中にまで迷惑かけてるんだぞと。
それが証拠に、悪辣業者に異を唱えている飼育者に対して「人それぞれ」とか「目くそ鼻くそ」とか「所詮は人間のエゴ」とか「自分は良いけど他人はダメというのが解らない」と、意味も目的も対象も不明の反感をぶつけてくる雲の上の正義感たちが、貴様ら悪者には何も言わんだろ?
悪者を野放しにして「生き物の飼育なんて全て規制されてしまえ!」とほくそ笑んでいることが、解らんか?
posted by 水族館長 at 12:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の独白(嘆き) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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