2006年05月09日

ロハスな風景

先日、駅まで自転車で行きました。ポカポカ陽気の中、川を左手に見ながらシャカシャカと。
川岸には菜の花が咲き乱れ、あちこちの中洲ではカメがのんびりと日向ぼっこ。よい気分ですなぁー。
と、行きたいところなのですが、実は川岸の菜の花は全て、外来種のセイヨウカラシナ。日向ぼっこしているカメは全て、外来種のミシシッピーアカミミガメ。
オマケに完全に生活道路である川沿いの細い道を、幹線道路の渋滞から抜けようとする大きな自家用車がビュンビュンと。自転車を追い越すときは嫌がらせのように幅寄せしたり、エンジンを吹かしたり…。

ええ、私は戦後も戦後、昭和40年代の産ですから、敗戦直後の焼野原など白黒写真でしか見たことがありません。しかしこの国土と人心の荒廃しきった有り様は、第二の焼野原と言ってよいのではないでしょうか?
こんな日本に誰がした!
って、別に団塊の世代の(人生の)先輩方に、アヤつけようという訳ではありません(^_^;)
いや、ここまで我国をムチャクチャにしといて、小銭抱えて悠々自適の引退生活かよ?と思わないこともないですが、つくづく自分の目先の権利にしか興味のない連中だな!とかも考えない訳でもないですが、団塊の世代の皆が皆そういう強烈で狭量な自己尊重主義ではないはずなので、「責任者出てこい!」とは言いません。(むしろ出てくるなと)

ただね、私の前後の世代というのは、あなた方の『負の遺産』に叩きのめされながらも、何とか我国を良くしようと頑張ってきたんです。細々と修正しかけたと思ったら、あなた方の子供たち=団塊ジュニアにまたムチャクチャにされ、それでもメゲずに頑張っているんです。
あなた方は功なり名遂げ、小銭も貯め込んだんだから、もう良いじゃないですか。
あなた方の孫たちが、あなた方やあなた方の子供たちの様にならないよう、私たちが頑張りますので、これ以上の自己主張は止めて、せめて静かに引退してくださいな。
これからはロハスですよ。

要するに、引退したからって『世界遺産』や『ラムサール条約』に登録された“観光地(?)”に、わんさか押しかけてダメにしてしまうことの無いように。と言うことを、解りづらい表現で言ってみました(~_~;)
posted by 水族館長 at 11:37| Comment(7) | TrackBack(0) | 今日の独白(嘆き) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ちなみにですけど、「セイヨウカラシナが移入されたのは戦前だ!」なんてツッコミは止めてくださいね(^_^;)
責任の端緒を云々するつもりの記事ではないので。説明せんでも判るはずなんだけど…。
「よし、セイヨウカラシナでマスタード作って、我々で食べ尽くそうじゃないか!」ってツッコミなら大歓迎です。ブラックバスのフライ作って、そこにマスタード塗って、フィッシュ&チップスなんて如何ですか?
これぞロハスですな。「揚物や刺激物は身体に良くない」とか言わんといてくださいね(^_^;)
Posted by プアっす at 2006年05月09日 13:37
記事本文、部分的に小さく賛同します(^^;

それはそうと、昨日の新聞に載っていた、T島市が、今年外来生物法で規制がかかるまで、堂々とカダヤシを放流していた・・という記事には大笑いしました。
T島市の団塊世代(笑)の職員って、掌に乗せてじっくり見ても、メダカとカダヤシを区別できないのでしょう、きっと。
緑化と称して、外国から輸入した草の種を大量にばら撒いているのも、行政ですしね。
ま、私にもカワラヨモギとタカヨモギの区別はつきませんが(−−;
Posted by 波 at 2006年05月10日 22:10
部分賛同ありがとうございます(^_^;)
> カダヤシ
徳S市に限らず、行政って決めるのも遅いけど、決まったことを変更するのは更に腰が重いですね。言い出しっぺが責任取らなきゃならなくなるんで(黙ってたら年次ごとに給料上がっていくんで)、誰も何も言わないんですよねぇ(~_~;)

別に行政とか団塊に限った話じゃないんですけどね(^_^;)
どの世代のどういう立場の人々も、何だか生き物とか生態系とか環境とかいったものに対する、特にディテールの解釈に、どうしてこうも無関心なんだろうと、そう思います。
と言ってマクロな視点を持っているのかといえば、ものすごーく目先のことしか関心なさそうだし(~_~;)
我々以降の世代には、目先のことさえ見ようとしない連中も増えてるんで、何とも言えませんけど(T*T)
Posted by 館長(プ) at 2006年05月11日 11:45
外来種はともかくも、このクニ、とりあえず早々に上流の「森」に手を入れなあきまへん。護岸やダムや海岸の再生を弄るのはその後でしゃあない。針葉樹林の枝落としと雑木林の間引きを全国規模で行なえば確実に海の生態系まで戻ってきます。でも、銭と人手がかかりますわな。それをサラマ卒業後の団塊のヒトビトに趣味でやってもらえりゃ言うことないんですけど。あの方々、流行りごとに弱いさかい、誰かそういうブーム、巧いこと煽らへんかなあ。
Posted by cave at 2006年05月15日 03:29
太古からの原生林はともかく、二次林(いわゆる里山の森)ってのは、人が手を入れることによって上手く機能してきた訳なんですが、最近では「自然は自然のまま」という、高き心を持つ人格者が多くて…。
荒れ放題の薮と化して、在来種にはどんどん住む場所が無くなっています(T*T)

行政が「手を入れる」とか言い出すと、反対のための反対運動の音頭を取る(一段落したら、その人の知り合いの業者が作った無意味な公園だけが残され、その人はいつの間にか引っ越してる←実話)プロ市民も現れますしねぇ。
もちろん、その方は団塊の世代です。
もっとも行政の行う「自然再生工事」というのも、同じ様なパターンが多いんですけどね。音頭取った人が引っ越さないで出世するのが、違いといえば違いでしょうか(^_^;)
Posted by 館長(プ) at 2006年05月15日 11:08
どこぞのビールのCMみたいに、「東京は卒業だ」言うて、沖縄の縁側でドターッとビール呑むのに憧れるようなおっさんらを、ああいうイメージで下草取りや枝はらいに動かせんかなあ。と。
Posted by cave at 2006年05月15日 14:58
物の役に立たんでしょうね(^_^;)
刈った下草や枝の処分方法で揉めて死人が出るかと…。
それより、「この薮の中に時価数十億円の埋蔵金が埋まっている」なんて噂を流すのはどうです?
あっと言う間に更地になってしまうかな(~_~;)
Posted by 館長(源) at 2006年05月15日 15:41
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